うおのめ

筆不精オタクの日記

Beyond the Bottomの歌詞からBeyond the Bottom(映画)の内容を推測する

こんばんWUG~!

今日はBeyond the Bottom(CD)の発売日だったので爆速で仕事を終わらせ買って帰り、しかも電車の中で我慢できずに開封し歌詞カードを確認するという中学生当時(約10年前)のような行いまでしてしまいました(アンチエイジング)。みんなはもう買ったかな??

 

約1か月前にYoutubeにMVがアップされてから、あまりの歌詞の壮大さに「これどんな話になるんだ・・・?」とまったく予想がつきませんでしたが、今回後半部分の歌詞も確定したので、じっくり読み解いていきたいと思います。文系を舐めるな。

 

 

CDを買っていない方はひとまずこちらで確認したのち買いましょう 

Beyond the Bottom *CD+DVD

Beyond the Bottom *CD+DVD

 

 

 

アニメソングとは(本来)アニメの内容とリンクしたソングのこと。特にWUGは「タチアガレ!」「7 Girls War」「少女交響曲」と、本編の内容を要約したかのようなテーマソングを出してきました。「Beyond the Bottom」は何より劇場版後編と同じタイトルがつけられていますし、この法則が適用される、むしろ強まると考えてよいでしょう。

 

早速歌詞を見ていきたいと思います。

また見えないダイナモが 激しく人を揺さぶる
こうして誰も彼もが 心と歌を忘れる

ダイナモ=発電機 が人を揺さぶる……さっそく「擬人法」を使ってきました。
心と歌を忘れさせるという効果からもこの「ダイナモ」は暗に洗脳電波などのことを指しているのでしょう。頭にアルミホイルを巻かなければ。


その後も「黒い目の魚たち」が「東の空を睨み付け」「太陽を待ち続ける」、「熱いパトス」が「消えてしまった」等ネガティブな光景が描かれます。一体仙台に何が起こるのでしょうか。

 

そしてサビです

もしも神がいるのなら 聞いて欲しい僕の想いを
世界中の憎しみを 全部僕が受け止めるから
絶望を力に変え もう何もかも怖くないさ
さあ、混沌(カオス)となったこの自由から抜けだそう

一体仙台に何が起こるというのでしょうか。


7人のアイドルに世界中の憎しみを受け止める宣言をさせるとは相当治安が悪くなっているに違いありません。ここまで言及してきませんでしたが、このMVの衣装はヘレニズムというか完全に聖闘士星矢のアテナなんですよね。つまりそういうことなのか?

 


Wake Up,Girls! / Beyond the Bottom MV - YouTube

 

ここまでの歌詞がいわゆる「一番」、上記MVで聞き取れる範囲です。
ここまでだと「この世に邪悪(=洗脳電波)が蔓延って聖闘士が目覚めるのかな?」程度の解釈になるのではないかと思います。予告編でアイドル辞める辞めないみたいなやりとりが描かれてましたが、こんな状況ではアイドルを辞めて聖闘士になるかボロボロ泣いて悩んでしまうのも不思議ではないですね。

 

ところが、今日発売したCDの歌詞カードに掲載されている「二番」の歌詞を見ると

またラスコーリニコフが 刃(やいば)を立て薄ら笑う

ロシア文学になってしまいました。
(あまりの唐突さに作詞に亀山郁夫が絡んでいないか3回は確認しました)

ラスコーリニコフは皆様おなじみドストエフスキー罪と罰』の主人公で、なんか色々言い訳しながら老婆殺してお金を奪う人です。今まで普通名詞しか出てきていなかったところにラスコーリニコフをねじ込んできました。犯罪の臭いがしますね。さらに「刃を立て薄ら笑う」と、人殺す気全開です。

 

ここから想像できるのは、

「東京でアレだったので仙台でがんばっていたけど活動資金等が工面できず、強盗殺人を企てる」

という展開です。熱いですね。熱いパトスも取り戻せました。

多分誰かが人殺して刑務所に入っちゃうけど「運命の果実を一緒に食べよう」みたいな話になって幸せなキスをして終了。

 

飽きてきたし明日も仕事なんであとは各自考えてください。

 

参考資料です

 

罪と罰 1 (BUNCH COMICS)

罪と罰 1 (BUNCH COMICS)

 

 

『罪と罰』ノート (平凡社新書 458)

『罪と罰』ノート (平凡社新書 458)

 

 

罪と罰〈1〉 (光文社古典新訳文庫)

罪と罰〈1〉 (光文社古典新訳文庫)